映画『一週間フレンズ。』リピート6回完了。
「ぼくは明日、昨日の君とデートする」(以下、ぼく明日 )を抜き自己最多記録更新。
でも、回数は観れる環境だったと言うだけで、作品の甲乙とは無関係ですから。
とは言え、伊達にリピートしたんじゃねぇ!って話で、個人的に嵌った名シーンの名台詞を加齢な脳内メモリに書き留め以下に備忘録してみる。
Blu-ray発売待ち!
映画『一週間フレンズ。』名シーン、名台詞の備忘録
藤宮香織(川口春菜)
めっさ可愛ゆすよ!其れ以上の説明が必要ですか。
長谷祐樹(山崎賢人)
私的事情を言えば、長男に、息子に似てるんです(親馬鹿心情。娘達からは全否定されましたがね(笑。
映画『一週間フレンズ。』
名シーン、名台詞の備忘録...逝くよ。
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◆藤宮香織に興味を抱く長谷祐樹。
最初は純粋な気持ちで友達になりたかったんだよね。
長谷祐樹 「藤宮さん!俺と友達になって下さい」
藤宮香織 「無理...。」
他人との接触を拒む春菜ちゃんの冷たい表情が印象的。
◆屋上での昼食シーン。
長谷君の台詞(落ちても)「3秒ル-ル」はリピート鑑賞で聴き留めました。解ってからはじわるツボです。この場面で動揺する表情の春菜ちゃんの表情に萌えます。
◆古典授業『土佐日記』。
藤宮香織が記憶障害を患うと知る長谷君。其れを打破すべき術を古典授業『土佐日記』から導きます。『其れだ!』と言う心の漏れに笑えましたね。日記帳を買う為、幼馴染の山岸沙希(高橋春織)にを伴いアドバイスを獲る。この文房具店の描写は後半戦への付箋ですね。ぶっちゃけ、沙希の心情がLINKする。
※画像、映像の情報は無い。Blu-ray発売待ちです。
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◆屋上で交換日記を提言。
藤宮香織に交換日記は如何か?と長谷君が試みます。一方的に日記を置き去り立ち去る場面。この時の日記帳、ピンク色のボールペンは後半戦への付箋です。
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◆藤宮香織が漫画研究会の部室を訪ねる。
長谷君を呼び出し「屋上に来て欲しい」と告げます。
藤宮香織 「私は一週間で友達との記憶が消えてしまう。リセットされてしまうの。そう言う病気なの。長谷君の事だって...多分、月曜日には忘れてる。だから、友達にはなれないの。」
長谷祐樹 「其れでも良い!って言ったら。」
藤宮香織 「解ってないから簡単にそんなこと言えるんだよ。」
長谷祐樹 「でも...」
藤宮香織 「私は友達に為った人に嫌な思いをさせてしまう。前に在った事や一度話した事をいちいち説明して貰わなくちゃならないから。同じ事を何度も言うの、誰だって嫌でしょ。前の学校では、皆が離れて行ったみたい。彼方もきっと面倒になる。私と友達になった事が負担になる。」 (日記帳を長谷君に返しし立ち去る藤宮)
(其れを呼び止め追う長谷君)
長谷祐樹 「藤宮さん!俺と友達になって下さい。俺は絶対に嫌になったり、面倒になったりしない。毎週月曜日、いつも言うから。何度でも言い続けるから。友達になって下さい!って。」 (其れでも、日記は藤宮香織に渡せず?受け取って貰えず。)
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◆其の後の某日夕刻、学校の昇降場所。
不意の雨に戸惑い佇む藤宮。其処に長谷が掛け寄り手持ちの傘を差し出す。同時に日記帳を藤宮の鞄へ押し込む。 ※この場面は、後半戦への付箋です。
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◆藤宮香織からの返信。
藤宮香織 「何度も無理!と言い続けて御免なさい。私は友達になった人に迷惑を掛け嫌な思いをさせてしまうのではないかと今でも不安です。でも、其れでも長谷君が私と友達になろうとしてくれて、本当は少し嬉しかったです。
ひとつ提案があります。金曜日はいつも日記を持ち帰って良いですか?月曜日の朝。読んで登校できるから。長谷君の事、直ぐ解ると思う...。」
◆月曜日の朝、下駄箱で顔を合わせる香織と祐樹。
長谷祐樹 「藤宮さん。」
藤宮香織 「長谷君...だよね。」
長谷祐樹 「はい!。」
藤宮香織 「これ...(日記を長谷に渡す)。」
同級生が来た為、慌てて下駄箱の裏に隠れる二人。このシーンはクランクインで撮られたとか。初対面同士、初々しさが溢れた映像になりましたね。
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◆高校二年の夏、点燈祭り。
藤宮香織 「私、高校生活なんて早く終われば良いと思ってた。」
長谷祐樹 「エッ...」
藤宮香織 「でも、今は違うよ。月曜日が来るのも嫌じゃないし。新しく友達を作る事も怖くない。」
長谷祐樹 「藤宮さん...」
藤宮香織 「長谷君、ありがとう。」
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◆高校二年生の文化祭、前夜祭。
山岸沙希 「藤宮さんは祐樹のこと如何思ってるの」
藤宮香織 「長谷君は大事な友達だよ」
※祐樹に対する沙希の想いが痛いほど解るから辛い。
(この会話を偶然立ち聞きしてしまう祐樹)
長谷祐樹 「生きてて良かった。」
「俺、これからも友達として頑張る。」
「なんなら、其の...友達以上の...」
(そう言いながら手を付いたのはドミノ!)
倒れ出すドミノを見て祐樹は香織と共に図書室へ逃げ込みます。このシーン、二人の感情ってMAXですよね。でも、ココが限界なんです。「ぼく明日」福寿愛美(小松菜奈)の台詞を引用すれば 『ここがピークなんだね』 なんです。
映画『一週間フレンズ。』名シーン、名台詞の備忘録
藤宮香織と長谷祐樹
ココがピークなんだね。
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◆近藤まゆ(古畑星夏)の告白。
親友「近藤まゆ」の告白により、香織の記憶喪失の原因が判明。其れと同時に失われた過去の記憶が戻ることに。
長谷祐樹 「大丈夫だよ。藤宮さんは独りじゃない。」
(長谷がそっと藤宮を抱きしめる)
藤宮香織 「ずっと独りだった。友達だと思ってた。もう如何したら良いか解らなくて。月曜日が来なければ良いのに。あの頃、ずっとそう思ってた。」
長谷祐樹 「そっか...記憶を亡くす事で自分を守って来たんだね。でも大丈夫、俺が藤宮さんを守るから。俺、藤宮さんの事が...(ゴニョゴニョ~と以下の藤宮の言葉で掻き消される)」
藤宮香織 「思い出した。あの日、返事したくて行ったんだ。(あの日の記憶が蘇る)なんで私、忘れちゃったんだろ。はじめ君に逢いたい...。」
(この言葉日困惑する祐樹。香織から、ゆっくり離れながら)
長谷祐樹 「(苦渋に)そっか...。思い出せたんだ。良かった!思い出せて。」
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◆九条の長谷に対する非情な言葉。
九条一 「未だ実感湧かねぇよ。香織が一週間で友達の事を忘れるなんてさぁ。長谷、お前いつも如何してたんだよ?」
長谷祐樹 「あぁ、話した事とか、其の日に在った事を交換日記に書いて渡してた。」
九条一 「其れってさぁ、日記が無かったら記憶が残らないって事だろ(苦笑)そんなんで良いのアイツの事。そんなの本当の友達って言えるのか!」
長谷祐樹 「(困惑気味に)そうだね、九条の言う通りかもね...(ゴニョゴニョ~と)。藤宮さんね、九条の事を思い出したみたいだよ。」
九条一 「本当か!。」 (其の場を立ち去る)
◆長谷が失恋の想いを桐生に告げ堕ちる。
桐生将吾 「何年、お前と友達やってると思ってんだ。」
長谷祐樹 「俺じゃなかったんだ。藤宮さんを守っていくのは。毎週、俺の事を覚えてなくても、其れで良かったんだ。何度でも何度でも友達になれば良いって思ってたのに。」
桐生将吾 「記憶が亡くなるのか藤宮の?」
長谷祐樹 「ごめん、将吾にも言えなかった。」
桐生将吾 「何かあるなぁ、とは思ってたけど」
長谷祐樹 「馬鹿みたいだよなぁ!藤宮さんんの一番の友達は俺だぁ!って自惚れてさぁ...ずっと交換日記してたんだ。でもさぁ、思い出したんだって。好きだったんだよ九条が!
忘れられない奴が居るなら、勝てねぇよぉおおお。」
桐生将吾 「お前さぁあ、独りで全部抱えてさぁ凄げぇよ。」
(涙と想いを胸に交換日記を燃やす。翌週の月曜日、藤宮香織の記憶から長谷祐樹は消える。)
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◆藤宮香織の記憶から消えた長谷祐樹。
卒業までの一年間、長谷君には辛い日々だったんだよね。
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◆微妙な記憶。
藤宮香織の記憶から長谷祐樹は完全に消えてしまったのか。否、記憶の何処かに残っている...と思わせるのシーンでした。雨の日、傘を差し出す九条の仕草に「どこかで...」と反応する香織。先述の雨の日のシーンに被るんです。
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◆卒業式...涙のラストシーンへ。
長谷祐樹は藤宮香織の記憶から消えたまま卒業式を迎えます。最後の頼みで卒業アルバムへの一言を願い出ます。
長谷祐樹 「藤宮さん!二年の時、同じクラスだった長谷祐樹です。一言を願いします。一言で良いんです。」
※香織の一言は「卒業おめでとう」と簡単な言葉だった。祐樹は「もう一度、笑顔が見れて嬉しかった」と贈る。
藤宮香織 「もう一度...って。」 (香織の記憶が反応する)
図書室から呼び出される香織。
九条と一緒に赴けば、借りた本が未だ返却されていないらしい。身に覚えがなく困惑する香織。其処へ「其の本は俺です!」と返却する長谷祐樹の後輩。事なきを得て退室する香織を図書委員が呼び止める。「先輩、駄目ですよ悪戯書きしちゃあ。でも、上手わ。」
分厚い本の余白に描かれていたのは、長谷祐樹が綴った香織との思い出。其れを読み返す香織の脳裏に忘れていた記憶が走馬灯の様に蘇る。
藤宮香織 「私、いままで。こんな大切な事を...。」
九条一 「行けば...。」
藤宮香織 「ありがとう。」(図書館を後に長谷祐樹を探し走り出す香織。)
※このシーンは、ストロボ・エッジの(ラス前シーン)有村架純と被る。ぶっちゃけ、かすみんに軍配!と言う個人的な感想。今作でも長谷君を探し廻る香織。でも、見付からない。(思い出の場所として)「屋上だ!」と直感する描写が強調されてたら春奈ちゃんに軍配だったな。
藤宮香織 「(屋上で長谷君を見付け)長谷君!」
長谷祐樹 「藤宮さん!」
(御互いが駆け寄る)
藤宮香織 「良かった...。」
長谷祐樹 「エッ如何して?」
(御互いが向き合い暫しの沈黙)
藤宮香織 「私、何度も忘れるかもしれない。」
「でも、其の度に絶対思い出すから!」
「何度も、何度も...言わせてばかりで御免なさい。」
「長谷祐樹君! 私と、私と、友達になって下さい!」
(「奏」のイントロながれる。長谷君が慢心の笑顔で、こう応える)
長谷祐樹 「はい!」
Blu-ray(DVD)発売が待ち遠しい。
「一週間フレンズ。」予告編